ポータブル無線LANルーターで簡単にRaspberry PiのIPアドレスを固定する方法
2017/02/18
Raspberry Piを、PCからSSH接続して操作する場合、困るのがIPアドレスだと思います。
もちろん、ルーター側の設定でIPアドレスを固定する方法もあります。
でも、ルーターが変わると、IPアドレスも変わってしまいますよね。
いちいち確かめるのが面倒くさい!
そこでオススメなのが、ポーターブル無線LANルーターを使う方法です。
この方法、ネタ元はどこかのWebサイトなんですけど、どこだったのか忘れてしまいました。
後日探し出せたら、リンクをはらせていただきますので、それまでゴメンナサイ。
それでは詳しく説明していきます。
用意する(Raspberry Piとその電源以外)のは、
・ポータブル無線LANルーター親機
・ルーターに付属する電力供給用USBケーブル(USBオス-microUSBオス)
・LANケーブル(ストレート:できれば短めのもの)
私が購入したのは、「ELECOM WIFI ポータブル 無線LANルーター 親機 11ac/n/b/g 433 150Mbps WRH-583BU2-S ホテル用/ブルー」。(もちろん青色以外もあります)
なぜこのルーターを選んだのかというと、中継機としての機能もあるからなんですね。
このルーターとRaspberry Piとのつなぎ方ですが、次のようにします。
ルーターの電力はRaspberry PiのUSBから供給します。
USBケーブル(USBオス-microUSBオス)を使いますが、ルーターに付属しています。
LANケーブル(ストレート)は、ルーターのLANポートとRaspberry PiのLANポートにつなぎます。
これで、Raspberry Pi起動と同時にルーターも起動するので、ルーターはRaspberry Piを一番最初のIPアドレスに割り当てます。
私のルーターの場合は、192.168.2.100が一番最初のIPアドレスだったので、Raspberry PiのIPアドレスは192.168.2.100が割り当てられることになります。
配線を済ませたら、無線LAN(WiFi)で、PCからルーターのSSID(elecom5g(または2g)-●●●●)を選択して接続すると、Raspberry Piにアクセスできます。
もちろん、Teratermなどのアプリが必要です。
ところで、上の画像の配線だけだと、インターネットにはアクセスできません。
先に書いたように、このポータブル無線LANルーターは中継機としての機能もあります。
WPSなどで自宅のルーターと無線で接続してインターネットにアクセスすることもできます。
この作業が難しい場合は、LANケーブルでつないでしまいましょう。
ケーブルがジャマですが、これが一番簡単!