Raspberry Piを動かすのに最低限必要な周辺機器
2016/08/05
Raspberry Piを動かす場合最低限必要なものは以下のものになります。
ただし、残念なことに、Raspberry Piの搭載OSとの相性もあるようでして、せっかく購入しても動かない商品もあることを覚えておいてくださいね。
①電源
②microSDカード
(必要に応じてアダプターやSDカード対応マルチカードリーダー/ライター)
③キーボード
④マウス
⑤ディスプレイ
⑥HDMIケーブル
⑦LANケーブル
それではひとつひとつ順番に説明していきます。
①電源
「Rspberry Pi3 Model B」については消費電力が大きいため、気をつける必要があります。
でも、専用の電源セットを購入すれば間違いありません。
また、モバイルバッテリーで動かしたい場合は、別記事にまとめたのでそちらを参考に。
②microSDカード
SDカードは大きく区別すると、SDカードとmicroSDカードの2種類があります。
Raspberry Pi用には、microSDカードの方を選びます。
現在販売中のRaspberry Piには、microSDカードスロットの方が付いているからです。
さらに、PCにおいても読み書きが必要になるので、PCによってはアダプターやSDカードに対応したマルチカードリーダー/ライターも購入します。
また、読み書きのスピードによって、クラス2、4、6、10といった種類があり、数字が大きくなるに従って速くなります。
読み書きのスピードについてはあまり気にしなくても大丈夫ですが、私が購入した本には、クラス2でも大丈夫だと買いてありました。
容量については、8GB以上のものを選んでください。
③キーボード
USBの日本語キーボードが無難です。最新のものは避けて、長く販売され続けているものを選ぶべきです。
Raspberry Pi3であれば、Bluetoothキーボードを購入するという選択肢もありますが、よくわからない場合は、有線のUSBキーボードを選んだ方が無難です。
④マウス
キーボードと同様、有線のUSBマウスが無難です。
昔からあるPS/2という丸い端子がついたタイプのキーボードもありますが、これはダメです。
⑤ディスプレイ
HDMI端子がついたものであれば、PCディスプレイでも家庭用TVでもOKです。
コンポジット映像入力端子がついたものでも大丈夫ですが、画質はHDMIの方が断然良いです。
⑥HDMIケーブル
HDMIでRaspberry Piとディスプレイをつなぐ場合に必要です。
オス-オスのタイプを選びます。
また、家庭用TVにつなぐのであれば、3.0m程度の長いものをオススメします。
長い方が、ある程度離れても操作できるので便利です。
⑦LANケーブル
通信スピードにより色々種類がありますが、正直言って、ネットにつないで動画をみるといった使い方をしない限り、どれでも構いません。
ただし、LANケーブルにはストレートとクロスとがあります。
一般的なストレートの方を選んでください。
クロスは、PC同士を直接つないでデータのやり取りをする時などに使います。
もちろん、クロスではネットにつながりません。
以上、私なりに注意点を書いてみました。
もしかしたら、説明が足りない点があるかもしれません。
購入する前に、あなたなりにネットなどで調べてみてくださいね。
最後に、もし手元にこれらの機器があれば、新しく購入する前に、つないで試してみることをオススメします。
私の場合は、ノートPCのようなタッチパッド付きのキーボードを試してみたところ、運良く使えました。
おかげで、マウスのためのUSBポートが1つ空いたのでラッキーです。
それがこれ、サンワサプライ タッチパッド付キーボード SKB-TP01SVNという商品。
でも、新品で購入すると高いので、必要ない限りこれを選ぶのはオススメしません。
だってキーボードとマウスを購入しても、安いやつなら2000円足らずで済みますから。
ついでに、このタッチパッド付きキーボードの使い心地について書いておきます。
キーボードについてはキーの間隔が少し狭いので慣れるまでは打ちにくいことと、タッチパッドのボタンが少しクリックしにくい、といったところです。
Rspberry PiのUSBポートにいろいろとつなぐ必要があって、少しでも空きが欲しい場合以外は、ごく普通のキーボードとマウスを購入した方がストレスなく使えると思います。