Raspberry Pi3搭載 スマホで動く「キャタピラ式模型」製作に挑戦!⑥ 回路の製作 その1
2017/02/17
これまで「キャタピラ式模型」の車体製作をしてきましたが、やっと電子工作らしい作業に移ります。
2段階で回路を増設していきます。(②のLCD回路は不要なため没)
①ツインモーターギヤーボックス制御回路と、Raspberry Pi電源OFFボタン回路の製作
没!②Raspberry PiのIPアドレスを表示するLCDを増設した回路製作
③Piカメラモジュールを搭載して、スマホやPCからその映像をリアルタイムで映せるようにする
ちなみに、通常の配線図では分かりにくいと思い、「Fritzing」なるソフトで実際の配線をイラストにしてみました。
①ツインモーターギヤーボックス制御回路と、Raspberry Pi電源OFFボタン回路の製作
画像の右下、DCモーターはツインモーターギヤーボックス内蔵のモーターです。
DCモーター端子の両端にまたがっているセラミックコンデンサは、モーターのノイズ対策です(前回の記事で作業済み)。
没!②Raspberry PiのIPアドレスを表示するLCDを増設した回路製作
LCD増設を没にした理由は2つあります。
1つめの理由は、そもそもRaspberry PiのIPアドレスを表示させるLCDは必要ない事がわかりました。
WebIOPiを利用すると、専用のURL+ポート番号「http://raspberrypi.local:8000/」でRaspberry Piにアクセスできます。
2つめの理由は、「Raspberry Piで学ぶ電子工作」と同じLCD(AQM0802)が全く動作しなかった事です。
AQM0802については、「Raspberry Piで学ぶ電子工作」サポートページの補足情報の中で2つの対処法が記述されています。
暫定版と正式版があり、私の場合、抵抗の追加で対処する暫定版で試してみました。
新しいロット番号のものは、電流の引き込み能力が低いためRaspberry Piでは動作しないとの事らしいです。
わざわざLCDを購入したのに・・・。
③Piカメラモジュールを搭載して、スマホやPCからその映像をリアルタイムで映せるようにする
Raspberry Pi3のCAMERAコネクタにPiカメラモジュールを差し込んで車体に固定し、コントロール端末から映像を見られるようにアプリをインストールします。
次回は、実際に①ツインモーターギヤーボックス制御回路と、Raspberry Pi電源OFFボタン回路の製作の作業をします。