Raspbianのパッケージを更新する方法
2016/08/05
RaspbianなどのLinux系OSのソフトウェアはには、実行ファイルやドキュメントファイル、設定ファイル、ライブラリ、マニュアルなど様々なものがあります。
これらをインストールしやすい形にしたものをパッケージといいます。
パッケージは、お互い依存関係で成り立っています。
これらのパッケージ情報を取得してまとめて更新する方法があります。
GUI画面で、LXTerminalを起動して、CUI画面で次のようにコマンドを打ち込みEnterキーを押すだけです。
sudo apt-get update
後は、勝手に再起動して終了です。
画像で詳細な手順を追ってみると以下のようになります。
まずはGUI画面からスタート。
画面左上を見てください。
ディスプレイの絵のアイコンをクリックして、「LXTerminal」を起動します。
これは、GUIを終了させることなく、ウィンドウの形でCUIを開くことができるソフトです。
マイクロソフトのMS-DOSを使ったことがある方はご存知と思いますが、ウィンドウズでDOSを使うことができる「DOSプロンプト」または「コマンドプロンプト」といったものと同様のソフトです。
起動すると、真っ黒なCUIのウィンドウが現れます。
このウィンドウ内で、文字でコマンド(命令)を打ち込み、パッケージの更新を実行します。
入力待ち状態の「pi@raspberrypi:~ $」に続けて「sudo apt-get update」と打ち込み、最後にENTERキーを押します。
更新が始まると以下のような文字だらけの画面がズラズラと表示されていきます。
後は自動で再起動して、元のGUI画面に戻り終了です。